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満月の日の話を読んでいて、月食という言葉も出てきた。
太陽、地球、月が並ぶなら、毎月の満月はどうして欠けないの?
答えは、月の通り道が傾いていて、ふだんは地球の影からそれたところを通るから。 満月の頃に起こる月食も、満月のたびに起こるわけではありません。
占いの説明を読むときにも、まず空で何が起こる言葉なのか、国立天文台の解説から確かめてみよう。
月の満ち欠けと、地球の影へ入ることを分ける
月食は、月が地球の影を通ることで、暗くなったり欠けたように見えたりする現象です。
国立天文台は、星空を背景にした太陽の見かけの通り道を黄道、月の通り道を白道と説明しています。この二つが傾いているため、普段の満月は、地球の影の北側や南側を通るんです。
ああ、満月だからといって、影の真ん中へ必ず来るわけではないんだね。
地球の影にも、濃い本影と、その周りの薄い半影があります。本影へ月の一部が入ると部分食、全部が入ると皆既食。半影だけへ入る半影食は、目では変化がはっきり分からないこともあります。
「月食」の一語でも、どこを通るかで見え方が変わる。ここを分けておくと、説明や写真を読む手がかりになります。
月を見る予定は、年版と観察場所までそろえよう
毎日の月の形や見える時間を本で調べたい人には、相馬充監修『月のこよみ2027』が候補です。出版社は、毎日の月の出入り時刻や満ち欠け、おすすめのお月見の日時を収める本と紹介しています。
本を識別する番号、ISBNは9784416526255。2027年版なので、別の年の予定へ数字をそのまま使わないでね。
実際に月食を見たいなら、その現象が自分の地域から見えるか、月が空にある時間かも確認します。満月の日付だけで、観察できるとは決められません。
また、月食という天文現象が起きることと、自分の人間関係や仕事が決まった方向へ変わることは、別の話です。天文学の説明を、そのまま個人の運勢の証明にしないで読もう。
まずは今度見かけた月食の案内で、部分食・皆既食・半影食のどれかを一つ確認するところから。夜空の言葉が、少し具体的になります。