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数秘術なら、生年月日の数字を足して、答えを一つ出すものかな。そう思って本の見本を開いたら、星みたいな図がある。えっ、これにも数字を入れるの?
LUAさんの『いちばんやさしい数秘術の教科書』には、著者が考案した「ヌメロステラ」が紹介されています。生年月日に含まれる数字を図へ当てはめて見るものです。運命数の解説と同じ本に載っているけれど、見る対象まで一緒ではありません。
まずここを分けておくと、「この1は、誕生日にあった1? 計算で出した1?」と混ざらずに読めます。数字を見つける作業と、その数字へ意味を付ける解説も、順番に確かめられるよ。
今回はナツメ社の公式紹介と公開見本をもとに、図を読み始める入口を話します。本全体の読了レビューや、数秘術の全計算方法を再現する記事ではありません。占いの解釈を、自分や誰かの性格・将来が確定した証拠にせず、まず数字の扱いを一緒にほどいてみよう。
生年月日の数字を、一つずつ見つける。足し算を始める前にすることがあるよ
公開見本の80~81ページには、ヌメロステラの図と作り方があります。そこでは、生年月日に含まれる数字を確認して、図の対応するところへ印を付けていきます。同じ数字がいくつもある場合は、その個数が分かるようにする説明もあります。
ここでは、数字を全部足して一つにまとめる前に、どの数字があるかを見るんだね。答えの数だけを手元へ残して、生年月日の並びを消してしまうと、この作業には戻れません。
たとえば、説明用に作った架空の日付「2001年2月13日」を考えてみます。誰かの鑑定ではなく、数字を数えるだけの例です。書かれた数字を順に置くと、2・0・0・1・2・1・3。0と1と2が二つずつ、3が一つあります。
ここで「1が二つある」ことを、「運命数は2」と読み替えないでね。いま数えたのは、日付の中に1という文字が何回あるかです。運命数を求める手順を実行したことにはなりません。この二つを分けるだけでも、数字のメモはかなり見返しやすくなります。
日付を書いたら、年、月、日の境目を残して、一桁ずつ指で追ってみよう。頭の中だけで数えるより、同じ数字を二回数えたり、途中の数字を落としたりした場所に気づきやすくなります。これは入力を確かめるための作業です。
また、今回の架空例を、自分の数字として本の解説へ持ち込む必要はありません。まず例で数え方を確かめ、自分で読むときは自分の日付へ戻る。説明のための数字と、実際に使いたい数字を別の行にしておくと混ざりません。
公開見本は書き方の入口を確かめるために使えますが、この日付だけでヌメロステラの解釈が全部終わるわけではありません。最初の目標は、どの数字を扱っているかを取り違えないこと。先にそこをそろえてから、図の中の言葉へ進もうね。
0も入力の一部。年を省略したり、月の前へ足したりしないで確かめよう
数字を足す計算なら、0を一つ足しても合計は同じ。でも、日付にどの数字がいくつあるかを見る作業では、0があるかないかは別の情報です。先ほどの架空例にも、年の中に0が二つありました。
ここを、足しても変わらないから消しておこう、と省かないでね。いま見ているのは合計だけではなく、元の日付の数字です。0を含む年なのかを確かめてから、図の対応する数字を探す必要があります。
逆に、表記を整えるつもりで0を足す場合にも注意したいところです。2月を02月と書けば、書かれた0の数は一つ増えます。公開見本の日付の例では、月が一桁で書かれています。入力の表記を途中で変えず、手元の本の例と手順へ合わせてください。
年も同じです。2001年を01年と省略すると、見える数字の並びが変わります。日付として同じつもりでも、数字を拾う材料まで同じにはなりません。スマホのカレンダーなどで確かめる場合にも、表示が省略されていないか見ておこう。
下書きの段階なら、先に年・月・日を文字付きで書き、その下へ数字だけを一つずつ置くと、どこから写したかを見返せます。書いたあとに元の日付へ戻り、数え落としだけを確かめる。0の有無が不明なまま、解釈を増やして先へ進まないための準備です。
このように表記をそろえることは、占いの結果が正確に当たるという保証ではありません。少なくとも、違う日付の並びを使ってしまったせいで話が食い違うのか、本の読み方で迷っているのかを分けられます。つまずいたときに戻る場所ができるよ。
同じ4でも、相手が5か6かでペアが変わる。二種類の二数を分けてみよう
見本に出てくるのが、二つの数字の組み合わせです。本では合計9になる二数を「テーマ」、合計10になる二数を「行い」と呼び分けています。後者には0と5の扱いについて除外の説明があるので、すべての数字を同じ要領で二つへ組み替えるわけではありません。
たとえば4と5なら、足して9。4と6なら、足して10。同じ4を使っていても、組みになる数字が違うし、本の中で扱う欄も変わります。ここを、同じ数字があるから同じ説明だ、と一つにしないでください。
足し算そのものは確かめられます。4+5=9、4+6=10です。一方で、その組み合わせにどんな意味を持たせるかは、この本の占いの枠組みの話。計算が合うことを理由に、意味付けまで客観的に証明されたとは受け取らないようにしよう。
本の表を見ながら読むなら、まずいま選んでいる欄を確認して、その欄の数字の組み合わせを追います。途中で別の行へ目が移ると、数字は合っていても違う見出しを読んでしまうことがあるからです。
特に、片方の数字だけを見て性格の説明へ急がないでね。「4がある」というメモと、「4と5の組み合わせを見ている」というメモでは、残る情報が違います。組を扱うところでは、二つをそろえて書くほうが、後で本へ戻れます。
分からなくなったら、表の見出し、二つの数字、読んでいた説明の順に戻ってみて。自分に合いそうな言葉を先に選んで、その後から合う数字を探すと、最初に何を見ていたかがぼやけてしまいます。
なお、この記事では本の全表や図を作り直して載せてはいません。二種類の組み合わせがあることを確かめたら、実際の配置や細かな読み方は、元の見本と手元の本へ戻ってください。似た星形を自分で描いて、同じ手順だと見なす必要はないよ。
数が増えて少しややこしく見えても、今日覚えるのは一つで大丈夫。同じ数字でも、どの組と、どの見出しで見ているかをそろえる。その区別から始めると、ただ数字が並んでいた図に、読むための目印ができます。
図の中央の運命数と、周りの日付の数字は、別々に扱うんだね
公開見本の図では、中央へ運命数を入れる案内もあります。周りで見つける生年月日の数字と、中央へ置く数は、同じ欄の続きではありません。
たとえば日付に2が二回あったからといって、中央へ2を書けばよいとは言えません。先ほどの架空の日付の作業は、出現する数字を確かめただけ。運命数の求め方は、別の説明へ戻る必要があります。
ここで、別のサイトや別の本で見た計算方法を、確認しないまま持ち込まないようにしてね。用語が同じでも、途中の扱いが同じかは、その資料の手順を確かめなければ分かりません。いま読んでいる本の説明と、別の方法の結果を混ぜないことが大事です。
今回見た出版社の公開画像には、運命数の計算過程がすべて載っているわけではありません。そのため、この記事では生年月日を使って運命数を出し切る計算例は作りません。分かっているところまで進み、中央の数をどう求めるかは、本の該当箇所を読むための問いとして残します。
途中が空欄だと、全部埋めてしまいたくなるかもしれないね。でも、分からない数を推測で書くより、どこから調べれば先へ進めるかが分かっているほうが、読み直すときに困りません。空欄は、確認する場所の目印にもなります。
自分用の下書きには、日付の数字を確かめた欄と、運命数を求める欄を分けておく方法もあります。どちらかを直したときに、何を変更したかが分かるためです。日付を写し間違えたなら日付へ戻る。計算が分からないなら計算の説明へ戻る。直す場所まで分けられます。
誰かと一緒に本を見る場合も、答えの数だけを言い合うより、どの数の話かを添えると通じやすいです。生年月日の中の数字なのか、計算で求めた数なのか。それだけで、同じ数字を違う意味で話していた、という行き違いを減らせます。
先へ進むために全部を一回で理解しなくてもいいよ。いま確認できた作業と、まだ読んでいない手順を分けて、必要なページへ戻っていこう。
数字の説明には正負の両側がある。「当たった」だけで読まないコツ
出版社の別の公開見本では、1と2について、それぞれ正と負の両側から説明するページを見られます。運命数を扱うページとは、章も見ている内容も違います。数字が同じだからといって、最初の説明だけをそのまま結論へ使うわけではないんだね。
ここを読むときは、思い当たる文だけに印を付けて終わらず、同じ数字のもう一方の説明も読んでみよう。自分にとってうれしい表現だけを拾うのか、困る場面についても考えるのかで、読後に残る問いが違ってきます。
ただし、反対側まで書いてあるから、誰のことも正確に見抜けると決まるわけではありません。占いの本にある解釈と、自分が実際にしたことを分けて見る読み方を提案します。
たとえば、自分から提案するという説明を読んで思い当たった場合には、実際にどんな場面で提案したかを一つ思い出してみる。友達との予定なのか、仕事の相談なのか、家庭の買い物なのか。場面を絞ると、いつでも同じ行動をする人だと広げずに考えられます。
逆に、説明に合う出来事が思い浮かばなかったら、そのままでも大丈夫。思い当たる過去を無理に作ったり、相手の言葉を都合よく読み替えたりする必要はありません。「この説明は今の自分には分からない」と残す読み方もできます。
誰かの数字を知っている場合も、本の文章を、その人を評価する札にしないでね。本人の事情を聞かずに、あなたはこういう性格だから、と決めるためのものにはしません。相手が占いの話をしたいかも含めて、本人の受け取り方を聞くところからです。
また、商品紹介や見本には、恋愛、仕事、お金、健康などの解釈も出てきますが、数字だけで現実の結果が保証されるものとして読みません。今回の記事は、特定の健康状態を判定したり、治療やお金の判断を数秘術へ任せたりする案内ではありません。
数字を見たあとに、どんな言葉が気になったのかを残す。それを実際の出来事と照らして考える。意味を一つに確定させるより、この本を読んで生まれた問いを、自分の言葉で扱ってみよう。
書き込みシートが気になるなら、買う前に版と状態も見ておこう
出版社は、巻末に数字のキーワード一覧と、書き込みシートがあることを案内しています。手元で繰り返し見たいなら、この部分も購入前に確かめる材料になります。
一度だけ試したいのか、日付の数字や読んだ感想をあとで見直したいのかで、使い方は変わります。紙の本へ直接書く前には、どこを自分の練習用に使うかを決めてみよう。書き込みたくない場合は、自分のメモへ確認した数字とページを残す方法もあります。
中古で選ぶ場合には、書き込みや切り取りの有無、付属部分の状態を販売店の説明で確認してください。同じISBNだから、手元に届く本の記入欄も未使用とは限りません。表紙の写真だけでは、巻末の状態まで分からないことがあります。
図書館などで読む本なら、その本へ記入せず、自分の紙でメモを取ってね。誰かの本を借りたときも同じです。本にシートがあることと、その一冊へ自由に書けることは分けて考えましょう。
書誌を合わせるときは、LUA著、ナツメ社、ISBN9784816373817を確かめます。出版社の情報はA5判・224ページです。似た名前の数秘術の本を検索したときは、ヌメロステラを紹介するこの本かどうかを、著者とISBNで照らしてみて。
価格と送料、新品・中古や紙・電子の区別、配送の見込みは、購入する店舗の表示で確認してください。今回は出版社の公開見本を読んだ段階なので、すべての章の説明や、巻末シート全体を読み終えたレビューとしては紹介していません。
最初に見た星みたいな図へ戻ってみよう。日付にある数字、組になった二数、中央へ入れる運命数。同じ数字でも、見ている場所と役目が違います。そこが分かれば、最初から暗号のように眺めるだけではなくなります。
今日はまず、架空の日付で数字を数えるところまででもいいよ。手元の本で続きを確かめたい問いができたら、そこから一つ進もう。答えの数字を急いで決めるより、何を見ているかが分かる一回から、数秘術の本を楽しんでみてね!