2027年の厄年は?男性2003・1986・1967年、女性2009・1995・1991年が本厄、数え年の計算など5つのポイント

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年末が近づくと、「来年は厄年かな?」と気になってくる方も多いのではないでしょうか。X(旧Twitter)でも、職場で話していて今年が前厄だったと気づいた、来年の本厄はちゃんと祈祷してもらう、といった声が見られます。厄年は数え年で数えるので、ふだんの年齢のままだと少しわかりにくいんですよね。

この記事では、神社本庁の「厄祓い」のページや、2027年(令和9年)の表を出している平坂熊野神社、成田山新勝寺・川崎大師の案内などをもとに、2027年の厄年にあたる生まれ年と、数え年の計算の仕方を整理しました。寺社によって年齢の扱いが違う点もあるので、その違いもあわせてお伝えします。祈祷を申し込むときは、お参りする寺社の表を最後に確かめてくださいね。

目次

2027年に本厄を迎えるのは何年生まれ?

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まずは、いちばん知りたい生まれ年からです。ここでは神社本庁が案内している一般的な年齢をもとに、2027年の生まれ年を平坂熊野神社の令和9年の表と照らし合わせています。

男性の本厄は2003年・1986年・1967年生まれ

神社本庁によると、厄年の年齢は地域によって多少違うものの、男性は数え年で25歳・42歳・61歳とされています。2027年にこの年齢になるのは、2003年(平成15年)生まれ、1986年(昭和61年)生まれ、1967年(昭和42年)生まれの方です。このうち42歳は大厄と呼ばれ、特に意識されることが多い年齢だと神社本庁は書いています。

本厄の前の年を前厄、後の年を後厄と呼びます。平坂熊野神社の令和9年の表では、男性の前厄は2004年(平成16年)・1987年(昭和62年)・1968年(昭和43年)生まれでした。後厄は2002年(平成14年)・1985年(昭和60年)・1966年(昭和41年)生まれです。たとえば1986年生まれの男性なら、2026年が前厄、2027年が本厄、2028年が後厄という並びになります。

ちなみに、lmpの早見表によると2027年は未(ひつじ)年です。ベストカレンダーの表で干支も見てみると、男性の本厄にあたる2003年生まれと1967年生まれはどちらも未年、1986年生まれは寅年でした。2003年生まれと1967年生まれは、ちょうど干支が3周分離れた同じ未年の生まれということになります。お守りや授与品を選ぶときに干支を気にする方は、あわせて覚えておくと便利かもしれません。

寺社が出している令和9年の表でも確かめてみました。栃木県の間々田八幡宮の「令和9年 厄年 早見表」では、男性の本厄は25歳が平成15年生まれ、42歳が昭和61年生まれ、61歳が昭和42年生まれで、上の生まれ年と同じでした。前厄は平成16年・昭和62年・昭和43年生まれ、後厄は平成14年・昭和60年・昭和41年生まれと並んでいます。間々田八幡宮は、男性の42歳が「死に」に通じる語呂合わせから大厄といわれる、とも説明していました。東京都神社庁のページでも、男性の42歳は「大厄(たいやく)」とされています。

女性の本厄は2009年・1995年・1991年生まれ

女性の厄年は、神社本庁の案内では数え年で19歳・33歳・37歳、括弧付きで61歳とされています。2027年にあたるのは、2009年(平成21年)生まれ、1995年(平成7年)生まれ、1991年(平成3年)生まれの方。33歳が大厄なので、1995年生まれの女性は2027年が大厄の本厄になります。

前厄と後厄も見ておきましょう。平坂熊野神社の表では、女性の前厄は2010年(平成22年)・1996年(平成8年)・1992年(平成4年)生まれでした。後厄は2008年(平成20年)・1994年(平成6年)・1990年(平成2年)生まれです。33歳と37歳の厄年が近いため、1990年代前半に生まれた方は、前厄・本厄・後厄が続けて重なって見える年回りになります。Xにも、女性の厄年は数が多いという声がありました。同じくベストカレンダーの表では、女性の本厄の2009年生まれは丑年、1995年生まれは亥年、1991年生まれは未年でした。

間々田八幡宮の令和9年の早見表では、女性の本厄は19歳が平成21年生まれ、33歳が平成7年生まれ、37歳が平成3年生まれとなっています。前厄は平成22年・平成8年・平成4年生まれ、後厄は平成20年・平成6年・平成2年生まれです。この表には61歳の欄もあり、昭和42年生まれが本厄として載っています。33歳が大厄とされるのは、「散々」に通じる語呂合わせからだそうです。
東京都神社庁は、厄年の年齢を一般には数え年で女性19歳・33歳・37歳・61歳としたうえで、中でも女性の33歳を「大厄」としています。同じ東京都神社庁の「神社の豆知識」では、男性の25・42・61歳、女性の19・33・37歳を大厄と言う、と書かれていました。どの年齢を「大厄」と呼ぶかは、案内によって言い方に幅があるようです。

東京・府中の大國魂神社も、還暦は男女共通の厄年だと案内しています。61歳を女性の欄に入れるかどうかは、次の章で詳しく見ていきますね。

数え年の計算の仕方と、誕生日の関係

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厄年でつまずきやすいのが、数え年の計算です。ふだん使っている満年齢とは数え方が違うので、ここで一度整理しておきましょう。

数え年は「2027−生まれた年+1」

神社本庁によると、数え年は生まれたときがすでに1歳で、元日を迎えるごとに1つ歳をとる計算です。そのため、2027年の数え年は「2027−生まれた西暦の年+1」で求められます。ふくみるの早見表やベストカレンダーも、この式で生まれ年を計算していました。1986年生まれなら2027−1986+1で42歳、1995年生まれなら33歳になります。

反対に、本厄の年齢から生まれ年を出したいときは「2027−数え年+1」です。男性の大厄の42歳なら、2027−42+1で1986年生まれになります。表が手元になくても、この式を覚えておけば、家族の分もすぐに確かめられます。元日で年齢が変わる数え方なら、2027年の1年間は、同じ年に生まれた人はみな同じ数え年として扱われるわけです。

同じ式で、ほかの本厄の年齢も確かめられます。2003年生まれなら2027−2003+1で25歳、1967年生まれなら61歳、2009年生まれなら19歳、1991年生まれなら37歳です。前厄の確認も同じで、1987年生まれの男性は2027−1987+1で41歳になり、42歳の本厄の前の年にあたります。
誕生日を基準にした言い換えも紹介しておきますね。和歌山市の日前神宮・國懸神宮のページでは、数え年は実際の年齢に1歳加えた年で、誕生日前の人は2歳加えると案内されています。東京都神社庁も、数え年は満年齢に誕生日前なら2才、誕生日後なら1才を加えた年だとしていました。東京の堀之内妙法寺の早見表は、数え年と並べてカッコ内に誕生日前の満年齢を書いているので、2つの年齢の関係がひと目で分かります。2027年の場合も、数え年と満年齢の差は、誕生日を迎えるまでが2歳、迎えたあとが1歳です。

間々田八幡宮の早見表にも「年齢は数え年」と添えられていて、神社の表は数え年で書かれていることが多いです。表の数字と自分の満年齢が合わないときは、まずこの違いを思い出してみてください。

誕生日の前か後かで、満年齢との差が変わる

数え年と満年齢の差は、誕生日を迎えたかどうかで変わります。ベストカレンダーの説明では、満年齢は誕生日の後なら数え年から1を引いた年齢、誕生日の前なら2を引いた年齢です。山梨県の差出磯大嶽山神社のページにも、自分の年齢に1歳、誕生日前なら2歳を足したものが数え年だと書かれていました。

成田山新勝寺のページでは「数え年は、満年齢に1歳を加えます」と短く案内されています。表現は少しずつ違いますが、元日で年齢が変わる数え方をとる寺社なら、生まれ年で表を見れば迷わずに済みます。ふくみるの記事でも、誕生日を迎えたかどうかや学校の学年は関係しない、と説明していました。ただし、あとで触れるように立春で年を区切る寺社もあるので、1月や2月初めの生まれの方は注意が必要です。早生まれの方は同級生と1年ずれることがあるので、学年ではなく生まれた年で確かめるのがおすすめです。Xでも、グループのメンバーの厄年を年齢順に数えながら「早生まれもいるけど」と書き添えている投稿が見られました。家族や友人と「同い年だから一緒に厄払いへ」と考えるときも、生まれた年が同じかどうかを先に見ておくと迷いません。

ちなみに、ふだん使う満年齢のほうは、1950年1月1日に施行された「年齢のとなえ方に関する法律」で、数え年に代わる言い表し方として定められています。厄年が今も数え年で数えられるのは、昔からの習わしを受け継いでいるからなのですね。

もうひとつ気をつけたいのが、年の区切りです。多くの説明は元日で年齢が変わる数え方ですが、立春で区切る寺社もあります。広島護國神社の厄年一覧は「2月立春から翌年2月節分まで」の生まれで区切っていて、東京の堀之内妙法寺も、数え年の1年の区切りを2月4日から翌年2月3日までとしています。国立天文台の暦要項によると、2027年の立春は2月4日(木)です。この区切りに当てはめると、2027年の男性の本厄(42歳)は昭和61年2月4日生まれから昭和62年2月3日生まれまで、女性の本厄(33歳)は平成7年2月4日生まれから平成8年2月3日生まれまでになります。1月1日〜2月3日に生まれた方は前の年の生まれとして扱われるので、お参りする寺社の一覧で、元日と立春のどちらで区切っているかを見ておくと安心です。

寺社によって違う、女性の61歳と年齢の扱い

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厄年の年齢は全国で完全に同じではありません。調べてみると、女性の61歳と、満年齢で受けられるかどうかの2点で違いが見られました。

女性の61歳と37歳は、寺社で扱いが分かれる

神社本庁の案内では、女性の厄年は19歳・33歳・37歳の後に「(・61歳)」と括弧付きで書かれています。平坂熊野神社やベストカレンダー、lmpの表は女性の61歳も含めていて、2027年なら1967年(昭和42年)生まれが本厄、1968年生まれが前厄、1966年生まれが後厄です。lmpの表には、女性の61歳は厄年に含めない社寺もあると注記されていました。

一方、成田山新勝寺のページでは、女性の厄年は数え年で19歳・33歳・61歳と案内されていて、37歳の記載はありませんでした。同じ「女性の厄年」でも、どの年齢を入れるかは寺社によって違うということです。1991年生まれや1967年生まれの女性は、お参りしたい寺社の表に自分の生まれ年が載っているか、先に確かめておくと安心できます。

満年齢で数える川崎大師では、本厄の年齢そのものが違います。公式サイトによると、本厄は男性の25歳と42歳、女性の19歳と33歳、そして男女ともに60歳です。女性の37歳はなく、61歳ではなく60歳が男女共通の本厄になっていました。
一方で、東京都神社庁は女性の61歳も厄年に含め、還暦はお祝いの年であり、厄年でもあると書いています。人生の節目の還暦は、お祝いとともに厄除けをしましょう、という案内でした。広島護國神社の令和8年の一覧のように、女性の19歳と37歳を「中厄」として載せているところもあります。年齢の数え方と、どの年齢を厄年とするかの両方で、寺社ごとの違いがあると考えておくと迷いにくくなります。

大國魂神社のページでは、男性の25・42・61歳と女性の19・33・37歳を大厄と呼び、その前後の年を前厄・後厄と呼ぶと説明されていました。そのうえで還暦を男女共通の厄年としているので、女性は61歳も含めて考える形です。このように、同じ「神社の案内」でも年齢の並べ方はさまざまなので、最後はお参りする先の表に合わせるのがいちばん確かです。

満年齢で受けられる寺社や、厄年以外でも受けられる祈祷も

平坂熊野神社の案内には、厄年は本来数え年で数えるものの、満年齢でご祈祷を受けることも可能だと書かれていました。数え年で考えるか満年齢で考えるかは、寺社の受付で相談できる場合があるようです。

川崎大師のページでは、厄年ではない方でも厄除けの祈祷を受けられると案内されています。厄年の表に当てはまらなくても、節目の年にお参りしたいという考え方もできるということですね。また、平坂熊野神社の表には、子どもの厄や十三詣り、九星にもとづく八方塞がりも載っていました。令和9年の八方塞がりは九紫火星の方が該当するそうです。厄年と呼ばれるものの範囲も、寺社によって少しずつ違っています。平坂熊野神社では、前厄・本厄・後厄の3年間お祓いを受けることで「災い転じて福となす」とされている、とも紹介していました。表に載っている子どもの厄は3〜5歳の幼児で、13歳の十三詣りも厄除けとして並んでいます。

川崎大師の公式サイトには、年齢を数えるのに「その年の満年令」を使うと明記されています。数え年の表で見ると1〜2歳ずれることになるので、川崎大師にお参りする予定の方は、川崎大師の年齢早見表で自分の年を見ておくと確実です。早見表はPDFでも公開されています。
本人がお参りできないときの方法もあります。日前神宮・國懸神宮は、本人に代わって家族や友人が厄祓の祈祷を受ける「厄落とし」を紹介していて、自分で来られない方は身近な人に厄を落としてもらいましょう、と案内していました。間々田八幡宮も、年間を通して厄除け・方位除けのご祈祷を受け付けていて、気になることがあれば相談してほしいと書いています。

間々田八幡宮の早見表には、厄年とは別に、九星にもとづく方位除けの表も載っていました。厄年と方位除けが重なる年は「八方厄除け」と呼ばれています。方位除けの本命星は、1月1日から2月節分までに生まれた方を前年生まれと同じに扱うとのことでした。

もともとは晴れの年齢、厄は「役」ともいわれる

神社本庁の「厄祓い」のページには、厄年のもともとの考え方も紹介されていました。それによると、厄年は本来、長寿を祝う還暦(61歳)や古稀(70歳)などの年祝いと同じく、晴れの年齢と考えられていたそうです。厄年を迎えることは地域社会で一定の地位になることを意味し、神社の祭祀や運営を担う宮座(みやざ)に加わったり、神輿を担いだりと、神事に多く関わるようになったと書かれています。

そのため、心身を清浄に保って言動を慎む物忌(ものいみ)に服する必要があった、というのが神社本庁の説明です。厄年の「厄」は、神様にお仕えする神役の「役」であるともいわれるのは、こうした理由によるものだそうです。氏神神社の祭礼にあわせて、厄年の人々が神事を奉仕して厄祓いをする例も各地にあると紹介されていました。

現在は災難が多く起こる面が強調されて、禁忌の感覚が強くなっているとのこと。それでも、七五三や成人式、年祝いなどとともに、人生の通過儀礼として大切に考えられていることには変わりない、と神社本庁はまとめています。ふくみるの記事も、厄年は伝統的な習俗で、災難の発生を予測するものではないと書いていました。

間々田八幡宮も、同じような由来を紹介していました。古くから42歳や61歳は社会の中で重要な年回りとされ、地域の氏神さまの神事で大切な役割を務めることが多かったそうです。その役を務めるにあたって、神様に失礼のないよう行動を慎み、心身を清めるためにお祓いを受けたのが厄除けの始まりとも考えられている、とのことでした。
東京都神社庁は、厄年を現代の生活にもあてはまる人生の転換期で、肉体的にも精神的にも調子を崩しやすい年齢だとしています。厄年には神社で祈祷を受け、心身のさまざまな災厄をお祓いしましょう、と結ばれていました。

同じページには、日本には古くから人生の節目を「厄年」として忌み慎む習慣があり、医学の発達した現代でもなお、万事に慎むべき年齢として意識されているとも書かれていました。

厄払いはいつ行く?受付と服装の目安

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生まれ年を確かめたら、次はお参りの準備です。時期や受付の仕方も、寺社の案内を見ておくと当日に慌てずに済みます。

時期の決まりはなく、できれば年の早いうちに

神社本庁によると、数え年では正月に年齢が1つ増えるので、年齢が変わったときに厄祓いを行うことが多いそうです。ただし、地域の特別な風習がない限り、いつまでにしなければならないという決まりはないとのこと。誕生日など良い日柄を選んでお参りしてもよく、可能な場合は1年のうちできるだけ早い時期がよい、と書かれていました。

ふくみるの記事でも、正月から節分のころに参拝する人がいる一方で、全国一律の締め切りはないと説明しています。年明けの予定が合わなくても、受付日を調べて無理のない日を選べばよい、ということですね。前厄・本厄・後厄の3年間をどう過ごすかも、平坂熊野神社が3年間のお祓いを紹介している一方で、寺社や家庭の慣習によって違うとふくみるは書いています。

年の初めにお参りする人が多い背景には、暦の考え方もあります。東京都神社庁の説明では、節分とは立春の前日のこと。旧暦では立春が年の始まりにあたったため、この節目が特に重んじられるようになったそうです。国立天文台の暦要項によると、2027年の立春は2月4日(木)なので、節分は2月3日(水)になります。
間々田八幡宮は、厄除けのお祓いは基本的に元旦から節分までの間に受けるのがよいとされている、と案内していました。正月三が日の初詣とあわせてもよく、本厄・大厄の方などは1月4日以降に予約して受けるようすすめています。東京都神社庁の「神社の豆知識」でも、冬至・年越・節分などの折に氏神さまをはじめとする社寺に詣でて祈願するのが一般的とされていました。日前神宮・國懸神宮のように、後厄が無事に終わった方へ厄明けの祈祷をすすめている神社もあります。

もともと節分という言葉は、立春だけでなく立夏・立秋・立冬の前日も指していて、1年に4回あったそうです。豆まきは、中国の明の時代の習慣を室町時代に取り入れたものといわれています。宮中の年中行事だった「追儺(ついな)」が、しだいに民間に伝わったのだそうです。

受付時間や初穂料は、お参りする寺社で確認

成田山新勝寺の開運厄除御祓は、ページ掲載時点で受付が午前8時〜午後3時30分、予約は不要、初穂料は7,000円と12,000円と案内されていました。ただし、このページの年齢表は令和8年のものだったので、2027年に行く場合は公式の最新の案内を見ておくのが確実です。川崎大師の護摩祈祷も予約は必要なく、祈祷時間の10〜15分前を目安に申し込むよう書かれていました。遠方の人向けに、お護摩札の郵送・配送の申し込みもあります。

服装について、神社本庁は特に指定はないものの、目上の方に会うときに失礼になる服装は避けるべきとしています。神社によっては履物を脱ぐこともあり、素足は失礼にあたる場合があるので、靴下やストッキングを履いておくとよいそうです。独自の決まりを設けている神社もあるため、不安なら事前に問い合わせてみましょう。

ふくみるの記事では、寺社を選ぶときの確認リストとして、公式サイトの2027年の表に自分の生まれ年があるか、予約が必要か当日受付か、祈祷料・初穂料の納め方、同伴者の人数や服装の案内、交通手段や駐車場などを挙げていました。名前の知られた寺社に限らず、近くの神社やご縁のあるお寺も候補になる、とも書かれています。

予約が必要かどうかも、寺社によって違います。間々田八幡宮は年間を通して受け付けていて、本厄・大厄の方や心配ごとがある方は予約のうえで受けるよう案内していました。川崎大師は予約不要で、祈祷の前にお堂の中で僧侶による法話があるそうです。電話での問い合わせは午前9時〜午後4時と書かれていたので、確認したいことがあればこの時間にかけるとよいでしょう。

申し込みの用紙には、お願いごと(願意)を書く欄もあります。川崎大師では、お護摩札1躰につき願意は1つで、厄除けを願うなら「災厄消除(やくよけ)」を選ぶ形です。願意には「家内安全」や「交通安全」などもあります。分からないことは受付で尋ねてほしい、と書かれていました。

川崎大師のお護摩札は、木札と懐中紙札の2種類

神奈川県の川崎大師平間寺(へいけんじ)は、「厄除けのお大師さま」として知られるお寺です。公式サイトによると、平間兼乗(ひらまかねのり)という人が42歳の厄年のときに、夢のお告げに従って海中からお像を引き揚げてお祀りし、供養を続けると厄が除かれたという由来があります。それ以来、御本尊の厄除弘法大師のご宝前で、厄除けをはじめとする護摩祈祷を毎日行っているそうです。

申し込みは、大本堂に向かって右側のお護摩受付所で用紙に記入して行います。祈祷が終わると授けられるお護摩札には、木に和紙をかけて水引を結んだ木札と、和紙で作られて持ち運びやすい懐中紙札の2種類があり、希望で選べると案内されていました。お護摩札は御本尊のご分躰なので、住まいのきれいな場所にお祀りするように、とも書かれています。

2種類の違いも、もう少し詳しく見てみましょう。木札は、住まいや会社の仏壇や神棚などのきれいなところに祀るためのお札です。懐中紙札は「懐中」という言葉どおり持ち運びやすい大きさで、木札では大きくて祀れない、いつも持ち歩きたいという場合にすすめられていました。祈願料は、公式サイトの現在の案内でお護摩が5,000円・7,000円・10,000円、大護摩が20,000円、特別大護摩が30,000円以上です。
願いがかなったときや1年がたったときは、境内の「納札殿」に納めると、法楽を修したあとにお焚き上げ供養をしてもらえます。郵送でも納められるそうです。お参りできない方向けの郵送・インターネット申し込みでは、お護摩札が届くまで1〜2週間ほどかかることがある、とも書かれていました。

祈祷のはじめにはお祓いの洒水加持(しゃすいかじ)があり、祈祷中は僧侶の案内で御本尊のすぐ近くまで進んで参拝できるそうです。お大師さまのご宝号「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」を一緒に唱えるよう案内されていました。お護摩札を立てて祀るための「お護摩札立て」も、500円で頒布されています。

2027年の厄年、5つのポイントをおさらい

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最後に、ここまでの内容を5つのポイントにまとめます。家族の分を確かめるときにも、ここだけ見返してみてください。

覚えておきたい5つのこと

1つ目は、男性の本厄です。2027年は、2003年・1986年・1967年生まれの方が本厄で、1986年生まれは大厄にあたります。前厄はそれぞれ1年後に生まれた方、後厄は1年前に生まれた方です。

2つ目は、女性の本厄。2009年・1995年・1991年生まれの方が本厄で、1995年生まれは大厄です。3つ目は、数え年の計算。2027年の数え年は「2027−生まれた年+1」です。元日で区切る寺社なら早生まれも同じ生まれ年で見ますが、立春で区切る寺社では1月1日〜2月3日生まれは前の年の生まれとして扱われます。

4つ目は、寺社による違いです。女性の61歳や37歳を厄年に含めるかどうかは寺社で分かれ、満年齢で祈祷を受けられるところや、厄年でなくても受けられるところもあります。5つ目は、お参りの時期と準備。いつまでという決まりはなく、できれば年の早いうちに、受付時間や初穂料は寺社の最新の案内で確かめましょう。

予定を詰め込みすぎない、家族と体調を気づかい合うなど、暮らしを見直すきっかけとして、落ち着いて新しい年を迎えてくださいね。

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この記事を書いた人

さまざまな占いの考え方や楽しみ方、関連する読みものを案内する編集室です。解釈の違いを尊重し、日常を振り返るヒントとして紹介します。

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